「年収3500万円以上」を売りに、東証1部上場企業が社長を公募して話題をさらっている。東京・芝大門に本社を構える自動車備品メーカー「ユーシン」だ。
高待遇を保証しているだけに、応募条件はコト細かい。<英語堪能>と<優れた経営手腕アリ>は分かるが、<365日世界を駆け回れる>人物で、<30~40代>であることだという。爪を隠していた中堅サラリーマンにとっては一発逆転の大チャンスだが、この世代の年収はどれくらいなのか?
国税庁がまとめた「平成20年分民間給与実態統計調査」で該当する年代をチェックしてみると………。
男性の平均年収は
(30~34)が453万円
(35~39)が530万円
(40~44)が617万円
(45~49)が663万円と右肩上がり。その次の
(50~54)の670万円を山に、キレイにピークダウンする。
ユーシンは従業員3572人(09年11月現在)を抱える大世帯。大企業なのに人材がいないのか、それとも社内を発奮させるフェイクなのか。公募の真意も気になるところだ。