検察の小沢幹事長へのピンポイント強引捜査批判、さらに検察と一体化する大手メディア批判の大合唱だった。
18日、「フォーラム神保町」が主催したシンポジュウム「“新撰組”化する警察・検察・官僚がニッポンを滅ぼす」には著名なジャーナリスト、評論家、有識者が集結。白熱した議論を繰り広げた会場は、立ち見客であふれるほど。「小沢捜査」についての世間の関心の高さを物語っていた。
ジャーナリストの田原総一郎氏は「検察の狙いが分からない以上、小沢氏は説明しようがない。」と、メディアが振りかざす「説明責任論」を批判。ジャーナリストの太谷昭宏氏は「今回の事件で検察庁から“出入り禁止”を受けたメディアは1社もない。なぜ、捜査の裏に秘められた検察側の意図を検証しようとしないのか」と呆れていた。
元共同通信記者でノンフィクション作家の魚住昭氏は「小沢以上に検察は汚い。2002年に検察のウラ金を実名告発しようとした元大阪高検公安部長が微罪で逮捕されたのは、明白な検察による“口封じ”。自身の職権乱用を忘れ、“小沢を汚い”なんて、目クソ鼻クソを笑うよりヒドイ。権力の恣意的行使を許してはいけない。」と訴えた。
元外務省主任分析官の佐藤優氏は「(逮捕された石川議員から)取り調べ検事が“今回の検察リークはヒドイな”と言っていた」、と聞いた。」との秘話を披露。「小沢が勝てば、小沢を忖度する日本になって真っ暗になる。検察が勝てば、その倍くらい暗い日本になる。」と語った。
フォーラムには元参院議員平野貞夫氏、元東京地検特捜部検事で名城大教授の郷原信夫氏らも参加。飛び入り参加の鈴木宗男衆院議員は、「憲法50条と国会法34条の3で議員20人以上の連名があれば会期前に逮捕された議員の釈放を求める発議が可能。国会で議決されれば、石川議員は釈放される。そのための活動を精いっぱいやっていく。」と決意を表明していた。