このまま8月30日の投票日を迎えたら、200人近くが落選などと言われている自民党。パニックになっているのが、議員秘書や党職員たちだ。議員1人に最低3人の公設秘書がいるから、200人の議員が落選したら、600人失業する計算だ。議員が半分になれば当然、政党助成金も半減するので党職員もリストラせざるを得ない。自民党全体でざっと1000人近くが職を失うと見られている。既に、自民党に見切りをつけて就職活動をする職員や秘書まで出始める始末だ。
「党職員の部長クラス4~5人が辞表を出したという話が広まっています。ただ、“敵前逃亡するつもりか”と辞表を突き返されたそうですが………。」(政界事情通)
秘書たちが焦っているのは、同業者が大量にあぶれるからだけではない。
「民間企業に就職しようとしても、難しそうです。自民党が政権を握っていれば、企業もメリットがあるので面倒を見てくれるが、野党で相手にされない。だから、与党のうちに就職した方が有利だと、選挙前だというのに就職活動する秘書が続出しているのです。」(永田町関係者)
怨嗟の声は、武部勤に向かっているという。
「民主党の新人議員がドッと当選してくるだろうから、本来なら民主党議員に雇ってもらうのが早道なのです。民主党だって秘書が不足するはずです。もともと、自民党と民主党の間を行ったり来たりする秘書はいますからね。ところが、郵政選挙の後、武部幹事長が小泉チルドレンに“民主党議員の秘書は雇うな”と厳命を下した。それで民主党秘書が大量失業した。今回、意趣返しされるのは目に見えています。」(前出の政界関係者)
選挙前に秘書が逃げだすようでは、勝てるはずがない。