開幕戦を制した宋ボベがアコーディア・ゴルフレディスでは3位に食い込んでいる。
「できれば賞金女王になりたいと思う。韓国女性は欲張りなんですよ」と好調ぶりをアピールする宋は、オフのトレーニング効果で体重5キロ増、ドライバー飛距離20ヤード増とパワーアップして好成績に繋げている。宋に限らず、韓国人選手は正月返上で気候が温暖な東南アジアに出かけてオフの合宿を行うのが一般的だ。
合宿ではびっしりスケジュールを組む。宋の場合、自ら「地獄の特訓」と称して、中国海南島で40日間のキャンプを張った。ほとんど休みなしで、「毎朝6時に起床して、ジョギングやゴルフのラウンド。また100ヤード以内のアプローチショットの反復練習を徹底的にやりました。その後パットを練習していると夕方6時になってしまいます。午後7時からは兄の指導でウェートトレーニングを2時間。このメニューを月曜日から土曜日まで繰り返しました。」(宋)
1日15時間、1ケ月以上もゴルフだけの生活だったのだ。
韓国ゴルフ事情に詳しいジャーナリストの太刀川正樹氏が次のように解説する。
「韓国人選手は既に開幕戦から真っ黒に日焼けしているのが印象的でした。暖かい東南アジアで体を作り上げており、万全の態勢で日本ツアーに乗り込んでいるから序盤から活躍できるのです。また、地獄の特訓を支えるのが昨年の日韓戦で6年ぶりに日本に負けた悔しさです。あらゆるスポーツ分野で共通している事ですが、韓国選手は日本に絶対に勝つという気概に富む。だから血のにじむような苦しい合宿にもへこたれないのです。」
技術、精神とも格上の韓国勢に女子ツアーは引っかき回される。(「日刊ゲンダイ」より転載)
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